2021/10/16 講演会とビッグハピネス

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

本日、2度目の今村寿豪二朗さんの講演会に行ってきた。1回目に感じたことは、「2021/9/18 講演会」に記載している。

講演会というものは、2回参加することで、講師のスタイルというものが分かる。参加者は、必ず固定客(リピーター)と初めて来る客がいる。前者は新しい話を聞きたいし、後者はその人の定番のテーマを知りたい。

これを両立する、双方の期待に応えるのは、それなりに難しいことだと思う。今回、参加してみて分かったことは、ほとんどが定番テーマの繰り返しであったということ。にもかかわらず発見があり面白いと感じたことである。(ちなみに、前回は新規ネタが多かったようなので、毎回参加していくと、どこかの回でバージョンアップするのかなと思う。)

繰り返し聞くことで理解が深まるということは、いろんなことに当てはまる。
以下、記憶に残しておきたい今村さんのメッセージを箇条書きにして書いてみたい。(なお、相撲のことは前回書いたので割愛する。)

  • 世の中は意味を知らないと損をする(お箸は使い方を知っているから便利。)
  • 真実を知ると強運を招く
  • 人間年を取ると時間の経過が速く感じる。これは魂が気づき始めるから。(時間は想念である。)
  • お金持ちになれないのは、本気ではないから。(本気になれば2年で金持ちになれる。)
  • 何もおそれないでいい。
  • 輪廻転生は何も未来に生まれ変わるとは決まっていない。(時間軸は無限大。)
  • まずは自分の体、これを大事にすること。自分を喜ばすことにお金を使えないとダメ。

それと、今日はビッグサプライズがあった。前回NFT(ノンファンジブルトークン)の説明をしてくれた、この講演会の主催者が、NFT購入者を対象に、プレゼントの抽選会をしてくれていて、見事に当たったのである。プレゼントは、縁起のいいお札との現金との等価交換であった。そのため、金銭上はプラスマイナスゼロであるが、「縁起がいい」と言ってくれているお札を得ることができたのは、大変うれしいサプライズであった。加えて、額縁に入った写真のプレゼントがあった。この幸運に心より感謝したい。

そして、最後の最後にビッグハピネスがあった。「2021/9/18 講演会」で大相撲のことについて触れたが、私はあの日番付表を買って、早速翌日額を買って、それに入れて飾った。ところが手形は買わなかった。理由は北の湖の手形が欲しかったからである。ただしもう故人なので、入手可能性は低いとも思っていた。家に帰ってヤフオクやメルカリで探すと、いろいろと出てくる。ただし、写真を注意深く見ると結構汚くなっているし、それが本物かどうかも見極めることができない。持ち主の念みたいなものがついていたりすると嫌だなとか、いろいろ考えて、最終的には現役力士の手形を買うしかないと思っていた。

両国国技館で手形の色紙を買えば、真正なものが手に入る。大相撲を見に行ったことは、「2021/9/21 大相撲」で書いているが、見に行った理由の一つは、手形を買うことでもあった。(現在、大相撲を見ない限り、売店で買い物することはできない。)ところが、あの日は宇良-照ノ富士戦に魅了され、帰ってきてしまった。正確に言えば、全取組終了後、売店はすぐに閉まってしまったと思われる。

入り口で会費を管理している人が、力士の手形も販売しているので、今日は値段を聞いて見た。照ノ富士の手形を買おうと決めていたからである。私の想定をかなり超える結構な値段だった。そのため、休憩時間にATMに行ってお金を下ろし、講演会が終わったときに買うつもりだった。

多少興味本位で、力士によって値段が違うのですかと聞いたところ、白鵬とやはり違っていた。そして驚いたのは、古い(60年前の)大鵬の色紙が売っていた。もちろん白鵬よりもかなり高い。見るからに年季が入っている。

そこでふとダメ元で聞いて見ようと思ったのだ。「北の湖の手形ってありませんか」と。そうしたら、考え出して、「私が持っているからそれをあげますよ」と。「いや、それは申し訳なさ過ぎてダメです」と返す。

でも、手形を扱っている知り合いから回してもらえるかもしれないと、彼が考え始めた。そして、最終的には来週手配してくれることになった。待ち合わせ場所も時間も決めた。

これは夢のような話であった。自分は物欲があまりない方だが、この手形だけは何としてもほしいと思った。口には出さなかったが、いくら出しても欲しいと思った。そして手形が手に入ることがほぼ決まった瞬間には、飛び上がりたいほどのうれしさ、心の底から沸き上がる感謝の気持ちで、魂が大きく揺さぶられた。

あの北の湖の本物の手形が手に入るのだ。子供の頃、日本中でただ一人私だけが応援していると信じていたあの北の湖が、我が家をいやなものから守ってくれる。我が家にとってこんなに幸せなことはない。

残念ながらこの気持ちは、家族にシェアしても分かってもらえないと思うが、うれしい気持ちの強力なオーラだけは毎日出しまくって、最大限の敬意を払って、玄関をピカピカにしてお待ちしたいと思う。

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