2021/10/12 松山ゴルフ合宿3日目

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

今日は、新居浜にある滝の宮カントリークラブというところに来た。松山市内から1時間半ぐらいかかる。

昨日より天気がよくなったので、その分快適だった。ただし、コースはグリーンがうねっていてなかなかスコアはでない。私は、前半55、後半45、エキストラ56だった。

あまりゴルフについて書くのは気が進まないのだが、ここで気づいたことがある。打つ前のゆったりとしたルーティーンの大切さである。

自分は2008年6月にゴルフを始めたのだが、それは中国大連でのデビューだった。中国駐在赴任日の翌日にいきなり商工会コンペに参加することになっていた。前任の送別ゴルフ兼、私の歓迎ゴルフという訳だ。

そこで私は186というスコアを叩いた。

今から思えば、そこで間違ったゴルフマナーを心の奥底にすりこんでしまったのである。それは、「下手でも、(あやまりながら)走り回っていれば許される」という教えから、体に染みついてしまった癖である。

今ではさすがに100ちょっとでは回れるのだが、100を叩くレベルというのは、プレー中それほど余裕はない。なので、私は常に焦っているのである。常にドライバーはOBのリスクがあるし、引っ掛けでほとんど飛ばないこともある。そのため、打ってすぐ次も自分が打つという機会が多い。また、次に自分が打つのだが、そのボールを探すという行為も必要だ。だから、いつも他人を待たせてはいけないという思いが、深く深く刻み込まれている。

そのため、ゴルフをはじめてから今まで素振りは1回だけと決めていた。それもルーティーンというにはせわしなく、ただ、振っているだけなのだ。だからテークバックの位置を確認したり、フォローが右に飛び出していないか、右肩が先に回転していないか、左手の力が強すぎないかなど、チェックしながら振っていない。(私は左利きである。)

ところが、一緒に回っている後輩は2人とも私より上手い。特に1人はベストスコア72の猛者である。彼のルーティーンは実にゆったりとしている、素振りはどんなに少なくても2回はするし、そこで違和感があると、何度か追加でスイングをして調整している。

80台で回るからこそ許されている部分もあるかもしれないが、100で回る自分ももっともっとゆったりとしたルーティーンで、素振り時に左手に力を入れない、ゆっくり大きく体を回すことを気を付ければ、ミスショットが大きく減るということが分かった気がしたのだ。

後半45というのは、ハーフで言えばここ3年間出したことのない(いい)スコア―である。

ところが、エキストラでまた56を叩いてしまった。別子⇒赤石⇒別子と回ったので、単に別子が私にとって難しかったとも言えるが、同じショットを打っていたら、こんなにスコアに差が出るはずがない。

やはり、食後に始めたエキストラで、またもとに戻ってしまったのである。ただ、それを自覚できたことが今日の収穫であった。

夜は、豚しゃぶしゃぶのお店に行き、赤白の持ち込みワインで、プチ贅沢なときを過ごした。もう1件歌いたいというので、歌えるカウンターバーに付き合ったが、3曲で帰った。

ここで、またちょっとした発見があった。最近のカラオケマシーンは点数が出る機能がついている。途中で後輩が「点数出して」と言ってから、「しゃくり、こぶし、フォール、ビブラート」の4つが表示されるようになった。

私の歌にはおどろくべき特徴があることに気づいた。しゃくり35回、こぶし0回、フォール0回、ビブラート48回である。音程はとにかく小刻みに外しまくっていた。一つの音で伸ばすところも、最初小刻みにずれまくって1,2秒後に合うということが多かった。

一番の基礎である音程が上下するので、86点台しかでなかったが、しゃくりとビブラートの多さには我ながら驚いた。持ち歌を決めてもうちょっと練習を積めば、音程を外さなくなるような気がするから、そこで勝負してみたいと思った。

ただし、音程を合わせることに必死になると、おそらくビブラートは減るだろう。だからそう簡単ではなさそうだ。ちなみに「勝負」とは誰と、何という疑問が湧くかもしれない。

これは、もちろん素人のど自慢大会である。中国大連で1回、上海で1回出て予選敗退しているから、今度どこかでリベンジしてみたい。

タイトルとURLをコピーしました