2021/7/18 Netflix

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

「2021/7/9 ゴルフは前置き、Netflix」で、Netflixの加入に前向きであることを書いたが、7月13日に加入した。英語の勉強が目的であること、オンライン英語講師に「Breaking Bad」を勧めらたことから、Netflix一択だった。ベーシック会員は990円と安い。唯一の懸念はSD画質480pがどれほど粗いかどうかだけだ。

英語を聞き取ることが目的で、動画はその補助でしかないと考えたら、最低の画質でもよいと思って、結局ベーシック会員で申し込んだ。結果は大正解である。私は27インチのモニターを使っているので、かなり大画面だが全く問題なかった。

さて、「Breaking Bad」はすでにシーズン2の6話まで来た。これまでは、英語字幕を見ながら進めてきた。

おそらく理解度は6割であろう。英語字幕を付けると、とにかく字幕を終始追いかけてしまう。そのため、英語を聴き取ろうとする意識がかなり下がる。字幕がなければ、理解度は実質動画からの推測だけとなるので、もはやストーリーが分からなくなる。

そのため、英語字幕付きが消去法で最善の方法だと思っている。
ここで、何がベストかいろいろ考えた。1)日本語字幕→英語字幕→字幕なしで見ていく、2)英語字幕→日本語字幕→字幕なしで見ていく、3)英語字幕→字幕なしで見ていく。
そして、英語講師は日替わりで変わる(全体で15名ぐらい)ので、いろんな講師に聴いた。また、英語のできる前職時代の同僚にも聞いた。

正解はないのであろうが、結果、このいずれでもない4)を選んだ。それは、英語字幕だけで見ていくというもの。この場合、最低限の理解をしながら、見ていくことができる一方で、英語の音を拾うということは多分ほとんどできていない。
それでもこれを選んだのは、同じ回を連続で見るのはつまらないからである。同じシーンを続ける見るのは、次のシーンが分かってしまうので、見るモチベーションが下がるのだ。

そして、一人の講師が、「シーズン5まで全部見てしまってから、戻ればいいんじゃないですか」「そのあとで、字幕なしでチャレンジしたらどうですか」とアドバイスをしてくれた。私は上の3つに決めているので、皆に「3つのうちいずれかがよいですか」と質問した。それに対する回答をメモっていた。ところが、その講師はこの選択肢にない回答を示してくれた。いろんな人に聴いてみるものだ。

これは、アメリカのテレビドラマだが、非常に感情的になるシーンが多い。いわゆる激昂するシーンが頻発する。しがない高校教師のWaltとその生徒のJessie。この2人は麻薬の製造販売で一儲けしようとパートナーシップを組む。この2人がしょっちゅう衝突する。
この他にも、Wlatと妻のSkyler、妻のSkylerとその妹Marieなど、ぶつかって感情的になるシーンが多い。ドラマだからと言われればそれまでだが、やはり日本人とアメリカ人は違うなと感じた。

何がそんなに激昂させるのか。私なりに分析すると、常に自分のことが中心で、相手が自分の許容範囲を超えると衝突が起こる。価値観や考え方の違いと言った側面もあれば、自分が置かれている社会的・経済的立場に対する相手の不理解もあれば、単なる意地や売り言葉に買い言葉もある。

自分は、これだけストレートに感情を発散させることはない。ゼロとは言わないが、少なくともあそこまでは言わない。その差は何なのだろう。

それは、あいまいさの排除ではないかと思う。日本では、友人同士のわだかまりも時間が解決することが多い。ところが、アメリカ人の場合、違うものは違う、いつまで経ってもそれは変わらない。だから、言葉ではっきりと決着させていかないと、わだかまりは解消しない。そんな感じがした。

「あいまい」で思い出したが、かなり昔に空港で『THE JAPANESE MIND』という本を買った。中国駐在時だったと思うが、香港か上海の空港で買った気がする。当時、フライト待ちで時間があると、空港のブックストアに立ち寄り、英語か中国語の本を買うのが趣味のようになっていた。(買うのが趣味であって読むの趣味なのではない。)

その一番最初の章が「Aimai」である。ただし、アルファベット順なので一番最初であることにはさほどの意味がない。ただし、その他にも、Bigaku、Bushido、Chinmoku、Giri、Honne to Tatemae、Kenkyo、Nemawashi、Ryosaikenbo、Wabi-Sabiなど、紹介されている「日本精神」の多くが、衝突を避ける文化につながっているように感じる。

私の主目的は英語の聞き取りであるから、割り切ってみているが、激しい感情的なぶつかりに感情移入することは難しい。自分はそうしないから共感できないのである。まあ、そのときのののしり言葉を覚える必要もないので、雰囲気を味わうだけで十分かなと思っている。