次女の父母面談があった。本人なしなので先生と親の二者面談である。
スピードやペースが独特で素晴らしいと、子供の個性をそのまま認め、手放しで称賛している。
今時の先生は皆、「子供を信頼している」と言い切ってしまってよいのか、たまたまうちの子の担任が素晴らしいのか。2人しか会っていないので分からないが、昔の先生とは違ってきている感じはする。
美術の先生なので、「もし本気で芸大に行きたいのならば」、という貴重なアドバイスをいただいた。
本人から「留学」という言葉を聞いたという。もし本当にそのつもりがあるのならば、決めるまでそんなに時間がないことと、そのためにアクセスすべき校内情報を教えてもらった。
校長の話を引用されていた。教師は、馬を水飲み場に連れて行くまでが役割。のどが渇いているだろうから飲みなさいと強要しても、馬は飲みたくなければ絶対に飲まない。飲みたければ自分で勝手に飲む。
この時期の子供には、とにかく選択肢を与えること、いろんなチャンスを提供すること。そうやって幅を広げてあげること。ただし、決めるのは自分、やるのは自分だと。
いい話を聞いたと思ったが、それで終わらせてはいけない。翻って自分はどうであろうか。子供に自分の価値観を押し付けていないか。押し付けていないと思っていても、注意深く見ると押し付けている。朝起きる時間のこと、休みの日でも学校に行って自習した方が効率がいいと思っていること、生活習慣・行動を計画して実行することが望ましいと思っていること。
これは、私がいいと思っているやり方である。今までの人生経験から言える、一つの実効性のある方法だが、それがすべての人に万能である訳ではない。
担任(見た目40代半ばぐらい)は校長先生を尊敬しているようで、「いつも教えられます」とニコニコ話されていた。大学卒業後、この学校で教員を続けているようなので、もう校長の言っていることは自分に身にしみこんでいるのだろう。
自分はまだ全然その域に達していないことを自覚した。その域に達してはじめて「教育関係に従事すること」ができるのだと思う。
帰りに筋肉食堂でランチをした。午前中に外食してここに立ち寄るパターンは3度目である。
「究極のダイエット食 鶏ムネ肉の蒸しステーキ(国産鶏肉 桜姫)[梅、みょうが]」を頼んだ。(筋肉食堂のGRAND MENUは、リンクをクリック)
美味しい。蒸し加減が絶妙なのか、しっとりして舌触りがいい。しかし、ふと物足りなさを感じて、塩やドレッシングをかけたくなった。ところが、自分たちの机のみならずどの机にも調味料がない。11時半に行ったので、まだ準備されていなかったのか、昼は何も置かないのかちょっと分からなかったが、仕方なくこのままで食べた。素材の味を楽しめる舌になるには、少し訓練が必要かもしれない。これで240kcal。この食事で、1日2食を続けたら、あっという間に痩せるのは間違いない。
ちなみに平日に行くとランチメニューとなるが、土曜日なのでランチがない。280円程度で飲めるワインもなかった。なので、今日は昼のみはしなかった。