「ぎばーコネクト」をはじめます

今月末までに、短い日記的な文章を、日本語、英語、中国語で書いてブログにアップすることに決めました。

これをぎばーコネクト~日本語・英語・中国語でつながる日記風ブログと名付けます。

理由は、自分の書いたブログで、ご縁のある世界中の人々とつながりたいからです。

きっかけ

きっかけは、7月31日に行った佐藤伝さんの「PREMIUM朝カフェ」です。「本当はブログやYouTubeをしたいのに、ビジネス・モデルが見えない理由から、安易にもと来た道に戻ろうとする自分がいます」という質問をした人がいました。

それに対して、伝さんははっきりと次のように言いました。「これからは、YouTubeで稼ぐのは無理ですね。だって、もうYouTubeで発信する人が増えすぎてしまって、見る人の時間をオーバーしてしまっている。YouTubeで稼ごうと思ったら、英語でやるしかないですね。片言でもいいんです。字幕もあるんだから、とにかく英語でやる。そうすれば視聴者人口が一気に広がりますよ。」

録音していないので、正確ではないですが、そのような趣旨のアドバイスでした。質問の主は私です。

そのとき、即座に構想が浮かんだのです。それは、YouTubeではなくブログでした。
「あっ、今書いているブログを、日本語・英語・中国語で発信したらどうか」と。

それから

この日英中発信は、思いつきだったのですが、それから自分の頭の中にずっと残っていました。そして、いろいろ考えたのです。さすがに、あんな量のブログを、英語・中国語に翻訳するのは不可能です。

ならば、もっと簡単な短い文章から始めようと。待てよ、自分は本の紹介文を、必ずTwitterで発信できるよう140文字以内に抑えているので、まずそれを日英中でやろうかと。そんなことを考えました。

これはナイスアイデアだと思ったのだが、日本語を140字にきゅっと凝縮して書いているあの紹介文を英語と中国語にするのは難しいのです。しかも生活文から離れてしまう。
もし、同じ本が、英語語翻訳・中国語翻訳ともにそろっていれば、各言語の紹介文の下にそれぞれのリンクをつけることができます。それは、最強のアフィリエイト・サイトになるなと夢が膨らみ、ちょっと調べたのですが、川端康成の『掌の小説』ですら英語版はありませんでした。中国語版になるともっと少ないのは言うまでもありません。(将来、アマゾンUSや、中国亚马逊と連携できれば変わってくるかもしれません。)

さて、何気なく「生活文から離れてしまう」と書きましたが、自分はそれによって何を発信したいのか、目的は何かという点を、それから更に詰めていたのです。

新井リオさん

ここで、新井リオさんに登場していただきたいと思います。この方は、『英語日記BOY』をいう本を書かれていて、「毎日、日記に書くような内容を、全て英語で言えるように練習すれば、自分にとっての『英語が話せる』の条件を完全にクリアできるのではないか?」ということに気づかれ実践した若者です。

新井リオさんはBlog(新井リオの英語BLOG)も書かれているし、TEDx Talks(英語日記 新井リオ Rio Arai TEDxRikkyoU)にも出ているし、YouTube(5年間続けた「英語日記」勉強法を、英語で解説しました。)でも日本語字幕を付けて英語で話しています。どれも全部同じことを言っていますが、私は思わず全部読み聞きしてしまいました。

そのぐらい共鳴してしまったのです。

やはり日記だ、日記こそが「英語が話せる」ための魔法の勉強法だと完全に共感したのには、理由があります。それはまさに、今の自分が「今日起こったことを全然話せない」と実感していたからです。

オンライン英会話では、「最近どう?」とか「今日は何した?」といった挨拶言葉から入ります。しかし、そんなアイスブレークも、日本語だったら絶対話したいことなのに、英語ではうまく話せないのです。そのもどかしさを一日おきにオンゴーイングで経験していました。

例えば、何でもよいです。「今日はお客さんから東証の再編について調べてほしいという依頼が入ったので、珍しく仕事をしました。そのため、東証のウェブサイトを検索して情報を整理しました。また、タイミングよく東洋経済がその特集をしていたので、買って一通り読みました。」

これ、その場で口をついて英語で言えません。例えば、次のような表現で詰まります。「珍しく仕事をする」「情報を整理する」「特集をしていた」など。別に直訳である必要はなく、相手が分かるように話せばいいのですが、表現が小学生レベルからなかなか向上しません。

また、日本語では当たり前のように使っている言い回しが、他言語に切り替える瞬間、難しいものもたくさんあります。「検討します」「お世話になっております」「ダメもとでやってみる」など。特に故事成語の類は全く出てきません。

あと、生活単語も意外に分かっていません。「水道の蛇口」「湯沸し器」「洗濯物を干す」など。

もう40年も英語勉強しているのに。でも、日記英語学習法で、これらが一気に解決するのではないか、と思ったらこれはワクワクしてきました。

つながる

日記を書いて、英語でも発信し、英語が話せるようになる。それは素敵なことです。それで、その先に何があるのかとどんどん考えていきました。そうしたら、今まで出会った人が私に言ってくれていたことが、つながっていったのです。

英語で日記を書くことで、潜在的読者が広がる。これは伝さんが言っていたことです。それは、ご縁のある世界中のひとたちとつながる可能性を一気に広げることになります。そして、それを楽しみにしている自分に気づきました。グレートインディーズデイ(2021/8/1 グレートインディーズデイ)の影響もあると思います。

そういえば、私がブログを書いているというと、オンライン英会話の先生たちの何人かは、「英語では書かないの?」と聞いてきました。ある先生は、「あなたが日々起きたこと思ったこと、つまり日記のようなものをブログに書いて発信するというのは、本当に素晴らしい(Awesome!)ことです。是非英語で書いてほしい。あなたなら英語で書ける。英語で書いてくれれば私も読めるのに。」とも言ってくれました。

言われたときは受け流していましたが、もしかしたらそれは本当にAwesomeなことかもしれないと思い始めました。

そして、ご縁のある世界中の人たちとつながりたいならば、中国語もやらない手はないです。7月31日の佐藤伝さんの「PREMIUM朝カフェ」のとき、即座に浮かんだ構想は、そこまでは考えられていませんでした。

今、全部がつながった気がします。 今まで出会った人が言ってくれていたヒントがつながったおかげで、「ご縁のある世界中の人々とつながる日記風ブログ」の発信ができそうです。(初稿を書いた後、なお考えているのですが、日記「風」であって、日記そのものにはならないと感じています。)

ですから、このコーナーを「ぎばーコネクト」と名付けました。まずは、週4回の更新を目標とします。

ちなみに、新井リオさんのことは、妻がネットで調べて、「こんなすごい人がいる」と思い、私のLINEに転送してくれました。そのときは、まだブログを始める少し前であり、オンライン英会話も始まったばかりだったので、ここまで刺さりませんでした。でも、あのとき妻が私に転送しなければ、この企画は生まれていません。妻に心より感謝したいと思います。

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