2021/8/17 ゴッドハンド

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

おそらく1か月ぐらい前からであろうか。左足の股関節に痛みを感じていた。8月1日からジムに通い始めているが、ジムで簡単なストレッチをする。例えば、足の裏と足の裏を合わせ、手で左ひざ内側を上から押す。これはかなり痛い。それ以前に、左の足を伸ばして伸脚をするだけで違和感を覚える。ぴくっと軽い痛みが走るのだ。

これがどんどん酷くなり、何もしなくても、左足股関節あたりにぴくっとした痛みが走るようになった。そして、日曜日から左足に軽いしびれが生じるようになった。

これは、まずい。

カイロプラクティック

そのため、私が数年来通っている、痛くないカイロプラクティックに行くことにした。現在、妻が定期的に通っているので、一緒に行った。

「痛くない」という枕詞をつけたが、普通のカイロとは全く違う。治療時間は、おそらく全体を通して3~4分。立った状態で乗ると90度倒れて横になる機械に、最初はうつぶせ、次にあおむけになる。それぞれの治療時間は1分程度だ。その間、触る、軽く叩く、首の後ろだけ強く揉むだけである。

これがびっくりするくらい私には効果的なのである。過去、ぎっくり腰で何度も行き、救われた。1度本当に重症で、ちょっと体を動かすだけでも鋭い痛みがピリッと走り、寝ることすらできないときがあった。そんなときも、2回目が終わった時点で症状はおさまり、3回目で完治した。

過去何人にも紹介して、概ね好評なのだが、治癒率は100%ではない。

十年来、あるいは何十年来の慢性の痛みが治るのは、本人にとっては奇跡的な話なので、治った場合は必ずお礼の返事をもらう。また、どうしようもない急性の痛み(上述のぎっくり腰は好例)も、治れば感謝の連絡が入る。ところが、連絡がないケースは、のちの会ったときに聞くと、治る前に途中で行かなくなっていることが多い。

こういった世界も相性というものがあるのだろうか

ただ、そのカイロプラクター。私は明確な効果を実感しているので、どう考えてもただ物ではないと思う。体の中の骨・関節・筋肉が、透けて見えているとしか思えないのだ。いつも行列なので話す時間はほとんどないが、ちょっと質問すると、たまに解説してくれる。その解説は、例えばこうだ。「ここの筋肉が固くなって、上に引っ張られるので、結果、こちらが緊張して神経に当たる。」云々。全く普通の解説なのである。

そこにオカルト的要素は何一つない。尤も、「透視できるのですか」とか、「ヒーリングですか」と聞けばよいのだが、何となくそういった質問を言わせない雰囲気がある。今まで20回は行っていると思うが、そういった質問をしている人を見たこともないので、私も言い出す勇気がない。

痛みのメカニズムは置いておくとして、当然にそのような痛みが発生してしまった生活習慣の原因や予防策を知りたい。そういった質問はするのだが、答えは、必ずしも「そうか」と合点するような明快なものではない。

  • 重いものを持ちすぎ。また片方ばかりでカバンを持つのは体がゆがむのでよくない。
  • こちらが痛くなってかばったから反対がおかしくなった。
  • ストレスだね。働きすぎ。
  • 足を組むのは体がずれるのでよくない。(これは本当によくないらしい。)
  • ちょっと体重が重いかな。あと2キロぐらい痩せると大分よくなる。

生活習慣の原因といっても複合的なものであって、そもそもピンポイントで指摘できるようなものではないのだと思うが、体のある部位の不調・不具合を明確に見抜いているだけに、明確な答えを期待してしまう。

一方、私にとって非常に相性がいいと思われる要素も書いておきたい。

  • 食べ物?何食べてもOKです。
  • お酒?全く問題ありません。好きなだけ飲んでください。
  • ゴルフ?全然して構いませんよ。

普通医者は、日常生活に制約を設けがちだが、そういったところが全くないのが素晴らしい。

完全紹介制であるこのカイロの存在を知ったのは、前職時代の同僚を介してであった。そのご縁に心から感謝したい。

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