『祈りは光・荒野聖・呪・リズム・念:理屈では説明げきない現象・不思議』 池口恵観著 最友出版 2019年5月

ぎばーブック~ギバー(Giver)からの「本」の紹介

精神世界・スピリチュアル★★

紹介文

約30ページの小冊子。うち半分は写真が掲載。「祈り」とは、「もう一人の自分」である霊とのコミュニケーション。霊に対しての敬意を表現するのが「供養」。ご先祖の霊を助けるのが「追善供養」。空海の密教の教えにより、祈りには「ご利益」があると知らされた。恵観さんがお話したものの記録。

追善供養

私はこの言葉を知らなかった。ご先祖に代わって徳を積み供養することだそうだ。供養された霊は、霊界での力がみるみる強くなるそうだ。

密教は呪術の教えでもあると説く。呪術は仏様の智慧である。いくつかのエピソードを紹介している。

リズム

真言密教の祈りは、リズムに始まってリズムに終わる、生命のリズムをとても大切にしているという。生命は大きな宇宙が故郷で、私たちの心身そのものが小さな宇宙。この2つのリズムがズレてしまうと病気になったり災難に見舞われたりする。

「経典をなぞって読むだけでなく、大きな声で、できればお寺においでになって私や弟子たちと一緒に、あるいは私の読経が収録されているCDなどと一緒に誦してくだされば、お経という『舟』に乗せた祈りが御仏のもとに、より確かに届きます。(No.12)」

人間の体温は36度。平均的な脈拍は72。最高血圧が144。一分間の呼吸数は18。
一分間に波が打ち寄せる回数は18で呼吸数と同じ。

地球の呼吸を取り戻すためには、私たち一人一人の呼吸をまずは正しいリズムに戻さねばならない。

祈りとは、念じなければ通じない。本当の祈りは絶体絶命の危機の中でしか生まれない、目の前の困難に対して万策が尽きた時、人ははじめて心の底から祈るのである。ひとつの「念」がすべての人類の世界観を覆すほどの壮大で圧倒的なパワーが秘められている事実を忘れてはならない。