2021年10月19日にホームページをプチ・リニューアルし、カテゴリー名を「ぎばーブック~ギバー(Giver)からの『本』の紹介」に変えました。
日本文学★★★
カテゴリーのタイプ
「ぎばーブログ」は「雑記ブログ」に該当しますが、このカテゴリーは、「特化ブログ」というイメージで運営します。記事タイトルの頭に【本】と書くことにします。これは、「ブログ(トップページ)」を開いたとき、何の記事かを一目瞭然とさせるためです。「ストック型」の記事となります。
タイトルに込めた想い
「もう忘れない!」には、「このブログを読めば、自分が過去読んだ記憶がよみがえり、そのとき何を大事に思ったのかを書き残しておきたい。」という想いが込められています。
なので、読んだそのとき、自分はどう思い何を考えたのか、そのための手がかりになるストーリーや、登場人物の思いや考え、作者がそこに込めた意図などを、私の視点から大いに主観的に書いていきます。よって、誰もが注目するストーリーや、有名な科白、あるいは世間で定着している作品に対する批評などについて、全く触れない可能性もあります。
「社会人生活30年のビジネスマン」という言葉をわざわざ使ったのは、2つの意味があります。1つは書き手が50歳を過ぎたおじさんであることを示すためです。もう1つは社会人として長きにわたり働いてきた知恵と、平成の時代をサラリーマンとして過ごした経験が、なにがしかこのブログの文章に反映されていることを示唆したかったからです。別の言い方をすれば、書き手である私にそれを常に意識させる目的があります。自分が大事に思ったことを共有することで、読み手のみなさまに、何らかの形で響いたり刺さったりすれば幸いです。
また、執筆開始現在(2021年4月)、自分の中にルールを設けました。それは、批判的なことは書かないことです。読んだ本に対して、批判的なことを記録に残しても、そこから得られる利点はほとんどありません。「つまらなかった」「面白くなかった」という感想は、「なぜそう思ったのか」と深堀りしていくことが難しく、また仮にその理由がいろいろあっても、それを後で読み返す意義は少ないと思うからです。
「体験記」という言葉にも少しこだわりがあります。「本」を純粋に批評するのは、私にとって苦痛な作業になるでしょう。なぜならば、そもそも私はプロの批評家ではないので、今からそこを目指すのはハードルが高すぎますし、「本」を批評すること自体は、私自身にとって、ほとんどメリットがないからです。
すでに何作か書き始めて、「本」の紹介、あるいは「書評」の要素が強くなりすぎると、本当につまらない中身になってしまうし、何より書くこと自体が辛くなってしまうことを感じています。
自分の本にまつわる体験を書くことで、オリジナルな自分だけの文章をいきいきと描くことができるのではないかと、自分でも楽しみにしています。
なお、Daigoの「知識を操る超読書術」(かんき出版 2019年発行)の第3章「理解力と記憶力を高める5つの読み方」に、「つなげ読み(コネクティング)」という、「本」の読み方が紹介されています。「Text-to-Text」、「Text-to-Self」、「Text-to-World」。すなわち、自分が他に読んだ本との紐づけ、自分の体験との紐づけ、(自分が知っている)ニュースとの紐づけをせよと言っています。本を読むという営みは、すべて自分の体験と相対化して味わうということなのではないでしょうか。
ジャンルと星についての説明
長くブログを続けていきたいので、今後いろんなジャンルの本を紹介することになるでしょう。その際、何の本なのかを瞬時に分かってもらうために、一定のカテゴリーに分けた方がよいと思いました。分類の仕方は追って速やかに開示します。
★★★:今後いつの日か、改めて自分が必ず読み返したいと思う本
★★:本書を読んだ結果、この作家の他の作品をもう何作かフォローしてみようと思った本
(例えば、作家Aのこの作品「X」を読んで、もう少し作家Aの作品を読み進めてみたいと思った。一方、この作品「X」自体は特に読み返したいと思わなかった場合。)
★:本書を読んだ結果、この作家の他の作品をもう何作かフォローしてみようと思わなかった本
(例えば、作家Aの作品「X」を読んだときは★★だったが、作家Aのこの作品「Y」を読んだ限りにおいては、これ以上作家Aの作品を読み進めてみようという気になれなかった場合。)
こちらもあくまでも主観的な評価に徹したいと思っています。
当面の方針
小説を中心にしつつ、その都度ご縁があった本についても書いていくつもりです。頻度は週に3本を目安にします。
補足(2021年6月24日)
昨日まで「ネタバレ」という言葉を使っておりましたが、すべて削除しました。小説の核心をばらすことが目的ではなく、また現にそれはしていないので、不適切な表現であることが分かりました。代わりに、「引用あり」という言葉に変えています。なお、改めて記事を見直し、引用が多すぎるもの、小説の結末に関わる引用、あるいは小説の結末を示唆し得る引用については削除し、改めて自分の感想を加筆しました。