本日20時から英語のレッスンが組まれていたが、いつまで経ってもSkypeコールが来ない。チャットを打っても反応がない。こんなことは半年以上経過して初めての事だ。
念のため、事務局にもLINE打っておく。
さて、25分予定を超過してようやくコールがあった。50分の授業なので半分が過ぎたところである。多分事務局が先生に電話したのだと思う。午前と午後を間違って理解していたようだ。次のレッスンまで10分のバッファーがあるようで、35分ぐらい授業を進めることができた。「次のレッスンであと20分は埋め合わせます」とのこと。
昔の自分であったら、もっと心穏やかでなかったはずだ。何度かこのブログに書いているのだが、私が今習っている英語通年プログラムは、正直相当に高額である。欧米人の先生を確保して、事務局もサポートする仕組みなので、このぐらいもらわないとペイしないのは十分に理解できる。
それだけに、このようなミスは言語道断という考え方が普通かもしれない。仕事で忙しくしていたときは、スケジュール通りに事が運ばないだけで、不機嫌になっていたと思われる。
でも今は、先生も20分埋め合わせると言っているので、実質的な損は発生しないのだから、個人的には全くOKだ。時間があるということは、精神的にゆとりが出てくるので、生きていく上で本当に大切なことだと思う。
本日の授業の一部をここに記載すると、以下のような感じである。
(My English) A doctor convinced a patient to take this medicine.
(Corrected) A doctor convinced the patient to take this medicine.
aとtheの違いだけである。会話では特に問題なく理解されスルーされるようだが、普通に考えれば、「この薬を飲むように説得する患者」は特定されているので、theが自然だという。
日本人である私にこの感覚をしみこませるのは、本当に難しい。
(My English) This ticket is valid by one year from the last use.
(Corrected) This ticket is valid for one year from the last use.
これもbyとforの違いだけ。最終利用日から1年間有効なのだから、期間を表すforが正解。言われてみればその通りである。
(My English) Car engines will be discontinued in more than a decade.
(Corrected) Gasoline car engines will be discontinued in more than a decade.
これも単にGasolineをつけるかどうかの違い。上の文章だと、エンジン車はEV(電気自動車)に取って代わられるというニュアンスが伝わりにくいそうだ。実際、単に(どこかの会社で)カーエンジンが生産をストップしたと勘違いされてしまった。
これもしゃべりながら補足すれば全く問題ないのだが、言いたいことをシンプルに正確に伝えるというのは、思っている以上に難儀なことだと思う。