「『ビリギャル』本人講演&母娘SPトーク」に先立ち、昨日、「ビリギャルの母ことああちゃんとzoomで対談」というオンライン企画があったため参加した。(本人講演&母娘SPトークは、7月19日に行われるため、興味のある方はリンクをクリック。)
この企画は、同時期に男性合唱団に入団された方と、「今は何をされているのですか」と言ったよもやま話の中で知った。「セミナーのお手伝いをしている」「何のセミナーですか」「ビリギャルの講演会です」「興味あります」という流れで、ご案内をいただいた。
ビリギャルは、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』という坪田信貴氏の本のモデルの小林さやかさんのことを言う。「ビリギャル」という略称は、映画化した際タイトルに使われたようだ。
さて、興味があるといったのは理由がある。うちの娘が「坪田塾」に通っているからだ。家の近くにできてチラシが入ってきたので、興味を持って連絡したところ、「今は定員いっぱいです。」「いつ空くか分かりません。」というところからスタートしたため、決して印象はよくなかったが、ようやく空きがあって説明会に行くと、「子供がやってみる」という。驚いた。
何があったのかと思い妻に聞くと、私も「ビデオみれるよ」という。坪田氏の2時間近いビデオを見ることになっているようだ。そのため、後日カラクリを知りにビデオを見に行った。なるほど、面白いし子供をやる気にさせる魔法に満ちていたビデオであった。
さて、昨日はビリギャルこと小林さやかさんのお母さんの「ああちゃん」に対するインタビュー、あるいはトークショーであった。
話を聞く限り、お子さん3人の子育ては本当に大変だったことが伝わってくる。それでも、母親本人は心の中では、そう思っていないのではないか。芯が強いというか、確固たる軸があってそれがブレない。
〇自分は失敗談という結果からしか学べない
〇「どうしたら、笑ってもらえるか」それだけ考えていた
〇子供のいうことは100%肯定してきた
〇選択肢は与えるが、すべて子供に決めさせてきた
〇子供は勝手に答えをみつける(理解しているよというと、だんだんアウトプットするようになる)
〇いつも子供たちの姿に感動している
なかなかこれを徹底できる親はいないのではないか。少なくとも自分は、穴があったら入りたい気持ちになった。
逆説的に言えば、そのスタンスだったからこそ、子育てに苦労したのかもしれない。「信じきったあとの」子供たちのこれからの活躍を楽しみにしたい。
今回初めて知ったが、母娘で「ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話」という本を出している。それを読むと、より「ああちゃん」流の子育てが理解できるのだと思う。
19日はオンライン申し込みをしたので、こちらも楽しみである。