本日初めて、太平洋クラブ御殿場コースに行ってきた。日本人ゴルファーであれば、このコースを知らない人は少ないであろう。
楽天GORAやGDOを使って、ビジターが予約することはできない。つまり、メンバーの同伴が不可欠だからだ。公式サイトでは、土日祝日のプレーフィーが44,500円とある。
また、毎年プロのトーナメントが開催されている。三井住友VISA太平洋マスターズだ。
メンバーさんにあこがれのコースに連れて行ってもらった。
天気はあいにく曇りで、途中晴れもあったが、富士山をはっきりと見ることはできなかった。一応一番見えた瞬間の写真がサムネイル写真である。
さて、下見という位置づけで予約してもらったので、私ともう1名の2名は営業対象となっている。朝早く着いて、朝食を食べ、練習をしてからプレーするという贅沢なアレンジにしてもらったので、早速、朝食中に会員についての説明を受けた。
記事にしてもよいと思われる範囲で記載すると、利用コースは全部で18コースあって、最近1つ買収したようだ。今後も少し買収はしていくらしい。そして、海外提携(レシプロ)コースが15コースある。
普通、海外の話から切り込むことはないと思うが、私はまず海外提携コースに目が留まってしまった。「海外のコースでも予約が取れ、安いんですか」と質問する。
答えはイエスだった。アフィリエイト契約コース(ハワイ9コース、フランス2コース)は予約しか取れなくて、安い訳ではないらしいが、レシプロは会員料金だという。
ザ・クリアウォーターベイ香港
アマタスプリングタイ
特にこの2つに目が留まった。香港のこのゴルフ場には行ったことがない。当時、支店長以外は香港内でゴルフをすることはなかった。(そのぐらい予約が難しく高かったからだと思う。)
地図で場所を調べたら、私が大昔駐在していた頃には決して行くことのない、九龍の東の果てであった。香港は、MTRという地下鉄が、香港内の主要地域をほぼ網羅してくれているが、MTRの将軍澳線の終点の「康城(LOHAS Park)」が最寄りだ。この路線、私の駐在時期(1997-1999)にはなかった。
アマタスプリングは、1度前職のメンバーに連れて行ってもらった。素晴らしいコースだ。
さて、今はコロナ下で、いつ行けるか分からないにも関わらず、海外の話で盛り上がってしまった。中国も威海*(山東半島の先端)だけでなく、最近上海のコースとレシプロ契約を結んだという。
*威海市は世界史の近現代史でイギリスの租借地として習った「威海衛」のこと。かつて威海出身の女性と、前職時代一緒に仕事をしたことがあるが、「中国全土で最も美しい街!」と言っていた。
今はコロナでいつ海外に行けるのか全く分からない状況だが、いつか、威海などでプレーできたら本当に感動するだとうなと思った。
会員数は思っている以上に多いなと感じた。ゴルフクラブとしては、無尽蔵に会員を集めれば、予約が取れないことになって、メンバーの皆さまにご迷惑をおかけするから、一定の上限の目安がありそうだ。営業担当の方も、もうこれ以上頑張って営業しなくてもいい水準にあることを、何となくにおわせていた気がする。これは、我々に意思決定を促す、非常に高度な営業スキルかもしれない。
会員権の高さ、馬鹿げているという外国人の感想
本日夜英語の授業があったので、ゴルフの話をした。会員権の募集金額を言ったら、馬鹿げていると言っていた。その先生は小中学校でゴルフをならって、面白いと思っていたが、年齢とともに興味が他に移って、やめてしまったという。私が、「それでもあと例えば二十年ゴルフをするという前提に立って、経済計算すると、意外にリーゾナブルと言えるかもしれない」と、非常にたどたどしく説明したら、「その考えは非常に危険だ」と言われてしまった。
先生はイギリス人なのだが、こういった会話を外国人とするのは非常に面白い。私が習っている英語教師は、日本でゴルフはしない(依然高いらしい)と言っており、多くの日本人がゴルフを趣味とすることを、やや不思議に思っているようだ。個人の価値観は人それぞれだが、日本人のゴルフに対する一般的な感覚が、アメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人、イギリス人とはずれている気がする。