2021/6/12 お墓参りの効用

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

本日、年初からスタートしている、チベット密教に関する講座のリアルセミナーに参加してきた。講座名等の情報はまたどこかでご紹介したいと思うが、今日はピンポイントで、ある1つの出来事を紹介したい。

家系図の大切さ

その講座の中で、私は、先祖を大事にすることが大切であると、いくどとなく聞いていた。そして、家系図をしっかりと書いて残すことの大切さを教えてもらった。

我が家は、幸いなことに、祖父が亡くなった際、伯父が、詳細に父方の先祖について調べてまとめてくれていた。その原稿を父が持っていたので、私はそれを入手することができた。

それによると、祖父母の世代以上で、養子縁組が行われていたこと、親類間の結婚が認められたこと、戦争で若くして亡くなった人がいること、などが分かる。
養子縁組は、父方の祖父の先祖と祖母の先祖それぞれにあったと記録されていたのが興味深い。1つはやむを得ない事情(倒産)で他家に預けられる、1つはどうしても家を絶やしたくない、という理由であった。
また、親類間の結婚は、曾祖母が、曾祖父の兄と死別したのち、曾祖父と結婚していた。さらにややこしいのは、曾祖父の父親(高祖父)は、曾祖母の実家に養子縁組されていた。要するに、ひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは、もともと(血はつながっていないが)戸籍上従姉弟の関係にあったのだ。

今回の講座の中で、自分の先祖を30代遡ると、ご先祖様は10億人を超えるという説明があった。(230という単純計算。)昔の方が人間の人口は少ないのに、「これはおかしいのではないか」というなぞかけがあった。

これは、もとをたどれば、実は「人類皆、遠い親戚である」という結論を示している私の身近な先祖の例をみても、親類での結婚が行われており、昔はこのような縁組は、大変多かったものと推測される。

命日をカレンダーに

さて、1つの出来事を紹介すると書きながら、脱線し続けているので、ここで戻したい。
家系図を作る中で、できれば戒名と命日は書いておきたいというアドバイスがあり、私は、グーグルカレンダーに父方と母方の祖父母の命日を書いていた。

父方の祖父と母方の祖父の命日が5月の中旬にかたまっており、私はその日にひそかにお墓参りに行ってきた。かつてはお彼岸にお墓参りしていたが、最近は本当にご無沙汰してしまっていた。「ありがとうございます」と言ってお線香をあげてきたのだが、そうしたらその直後に、借りたかったレンタルオフィスの空き予定の連絡が入ったのである。

ご先祖様のおかげ

私はその因果関係を了解していなかった。
ところが、「最近何かいいことはありましたか」というセミナーでの問いかけに、私がレンタルオフィスが空いたことを答えたら、「先祖のおかげですね」という話になって、私はその瞬間に、「お墓参りしたから、おじいちゃんが今私の望んでいるものを叶えてくれたんだ」と納得してしまった。

この因果関係は、現在の科学では証明できない話だから、人によっては馬鹿げていると思われても仕方がない。

ただ、私は今回のうれしい成果を、素直にそのように捉えることができた。き続きご先祖を大事にして、どんどん私のスモールドリームの実現のために、応援してもらおうと思っているそう思うと、何だか人が知らない秘密を自分だけが知っているような気がして、得した気分である。

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