2021/6/28 書くことのスタイルについて

ぎばーノート~ギバー(Giver)という生き方の記録

毎日ブログを書くことを課している。今は実質的に「『本』の体験記」と、「ぎばーノート」の2つなので、このどちらかを書くことにしている。(「競馬」はちょっと別枠。)

3月末ごろから試行錯誤して、ようやく継続できるであろう形ができ、公開したのだが、やはり毎日書くという作業は大変だ。昨日は、過去数日分が結構たまってしまったので、おそらく合計すると6時間ぐらい書き続けたと思う(いや、そのために机にいた時間はもっと長い)。

私は文章を書くのがまだまだ遅い。1つはそのスタイルに起因している。「ぎばーノート」に関しては、書き初めの時点では、頭の中に「このトピックを書いてみようか」ぐらいしかない。書きながら、具体的に何を書こうか考えていく。

頭の中にあるものを文章に落とす訳ではないので、考えている時間が加わる。その過程でもっと調べたいと思うことが出てくるので、ネット検索にもかなりの時間を費やしている。過去の本のあの部分をリファーしたいなと思ったら、それを本棚やKindleから探したりもする。

このスタイルは、実は仕事をしていたときとあまり変わっていない。プレゼン資料を作るとき、簡単なセミナーを頼まれて資料を作るとき、内部検査や外部検査等で説明スライドを作るとき。いずれも、書き始めはかなりぼやっとしているのだ。

こう書くと、多くの人にひかれてしまうのではないか。プレゼン資料作成術のような本を読めば、どの本にもまず、「書きたいこと(主張)」を明確にする(それまでは手を動かさない)とある。それから、この主張をどのように構成していくのかについてのメソッドが書かれている。

私の場合、核となる主張も書きながら考え、かつ文の構成も書きながら試行錯誤しているのである。これは、最も効率の悪いやり方であり、誤解を恐れずに言えば、世間でいうところの頭の悪いやり方である。

ただ、このスタイルはなかなか変えられなかった。一時期は、HOW TO本を読んだこともある。一旦理解はするのだが、自分のものにならない。

一方で、このぐだぐだの試行錯誤方式を一旦始めると、かなりの時間、集中的に作業に没頭することができる。そして、いつも最後は、当初には思い描けなかった流れを持った、いい感じの仕上がりになるのである。(ただしこれは自己満足。)

もう少し補足すると、大事なプレゼン資料などは1日で仕上げる訳ではないので、どんどん変わっていく。移動中や寝る前とかに、ふといいアイデアが浮かぶとそれを追加する。過去作ったものと整合しければ、削除するスライドも出てくる。こんな形に再構成した方がいいなと思えば作り変える。文章も上と下を入れ替える。こうやって出来上がったものは、当初、全く想定できなかった納得の作品になる。

なので、文章を書くにあたっては、私はこのぐだぐだ流が向いていると割り切っている。読者の中に、一人でも同じようなタイプの人がいるとうれしい。

最後に逆説的になるが、私が過去読んだプレゼン関連本で、最後まで読み切って、参考になった本を以下紹介する。(最後まで読み切っていない、世にいうバイブル本は、今でもたくさん書棚に積まれている。)

外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック 山口周著 東洋経済新報社 (2012/10/19)

新版 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 バーバラミント著 ダイヤモンド社 (1999/3/1)

入門 考える技術・書く技術 山崎康司著 ダイヤモンド社 (2011/4/7)

山口周氏は他にもたくさんの本を書かれている。実は、一番お勧めなのは「武器になる哲学」。彼は実は文学部哲学科卒業なのである。(確か前は、Kindle Unlimitedだったのだが、今は違っている。)

山崎康司氏の本は、バーバラミント氏のオリジナル本が、日本人にとっては難しい(「日本語特有の問題が足を引っ張る」)ので、自ら書いた本。山崎康司氏はオリジナル本の訳者でもある。