「バブル世代の書評ブログ」はじめます(改訂)

バブル世代の書評ブログ

2023年2月13日に< >部分を加筆しました。

きっかけ

ブログを再開するに当たり、そのきっかけをを少し書きたいと思います。

つい先日悪夢をみまして、それが私に「何かしないといけない」という行動を促しました。

頭の中でいろんなことを考えては消えていくのですが、まずは名刺を新調しようと思ったのです。まず、肩書をどうしようかというところで止まりました。

かなりの時間を経て、私は、「公認会計士、ブロガー、トレーダー、ギバー」という長い肩書に決めました。<「公認会計士」を「会計士トラベラー」に変えました。>

独立後は、公認会計士という肩書を名刺の表に使っていなかったのですが、隠すのは変だと思い直しました。この資格で17年も飯を食ってきたのですから、本来いくら感謝してもし尽せないはずです。やはり、筆頭に持ってこないのはおかしいと考えました。

ブロガーという肩書

2番目に「ブロガー」を持ってきたのは、自分でも驚きました。でもこれは、心の声を聞いた結果だと思います。自分は昔から文章を書くのが好きでした。

読書感想文では、小中学校を通じて、学年代表で文京区の冊子に載っていました。
銀行の社内誌にも書評を書いていた時期があります。また、メールマガジンなるものを大学の友人などに送っていた時期もあります。
それから、監査法人では、50歳を過ぎてから、自分の経験を伝えたい思いから仕事で関係した職員(監査法人は経営者を社員、従業員を職員という)に、やはりメルマガを配信していたのです。

好きでもあり得意でもあるのが、「ものを書くこと」なのだと思います。

心の声に関してはもう一つあります。10月5日星乃珈琲店で本を読んだ帰りに、ふと、シドニィ・シェルダンのあの話何だっけと猛烈に知りたくなったのです。

これは、私が申し込んだセミナーで講師から聞く定番話しの一つですが、ベストセラー作家のシドニィ・シェルダンは生前、2日間で300万円もらって「作家になるためのセミナー」を開いていたそうです。

そこでの教えはただ一つだそうです。「3~6ヶ月の間に本を100冊読み、そして1冊書く。次はまた短期間で多読して1冊書く。ただし100冊ではなくその半分でいいという。つまり50冊である。その次もまた短期間で多読して1冊書く。さらに半分の25冊でよい。次は12冊読んで1冊書く、その次は6冊読んで1冊書く。これをやればベストセラー作家になれる。」

ここで講師が言いたかったのは、集中力が大事ということでした。10月5日の私は、要諦が集中力であることは頭になく、純粋に作家になるための秘訣を思い出したかったのです。

「え?作家になりたかったの?」という疑問が自分の中にも湧きますが、作家より広げて「もの書き」になりたいことは確かだと思います。現時点で、「作家」という選択肢は私の中にありません。創造力も想像力もないし、ストーリーを組み立てて人物や自然を丹念に描いていくことは、とても面倒で無理だと思っています。でも、もしかしたら将来「作家」になっているのかもしれません。その可能性にふたをしないためにも、現代の「もの書き」=ブロガーを名乗ってしまうことにしました。

継続性

再開に当たっては、継続性こそが最重要であると考えています。継続する力には、いろんなタイプがあると思っています。今までの自分であれば、「やると決めたらやる。何が何でもやる」ストイック型でした。

でも、これは本当の意味で長続きしないということに気づきました。過去自分で実証済なのです。短期集中の勉強などには通用しますが、5年10年続けるには、「頭ごなしでただやる」のは辛いです。

つい2-3日前に「ブロガー、有名」で検索したら、八木仁平さんという方のオフィシャルブログに出会いました。彼のいう「大事なことかどうか」が継続性に関係すると思います。

「読者に価値提供できるのか、やろうとしていることは、自分の価値観と合致しているのか。」

彼の言いたいことはこのように理解しましたが、そう考えると、私のように慎重なタイプはまた悩んでしまうので、彼の主張をもっと単純化してみました。

「なんちゃって」なのかどうかを心に問うことです。

少し気取って書くと、「今を真剣に投入して書くのか」「自分に偽りなく自己表現ができるのか」が大事だと思いました。

書評がいいと思ったのは、「本」という与えられた題材があるからです。全く白紙のキャンバスにゼロから創造していくのが苦手なので、「本」という対象物に対して、自分という人間はどう思いどう考えどう感じたのか、これを表現するならば、続けられるなという感覚があります。

そして、書評であれば「自分に偽りなく自己表現ができる」と思います。

11月11日に公開する予定です。それまでにどれだけ真剣に書き溜められるか、自分でも楽しみにしております。

<2023年2月13日現在、カテゴリーに「ビスケット・コメント/Biscuit Comments」と「お金ノート」を加えました。>